突然ですが日本人のみなさまは、自分の名前のルーツをご存知でしょうか。
画数や漢字の意味など、様々な側面から名前が付けられるのはご存知のことと思います。
最近はDQNネームおよびキラキラネームなんてのも世間を騒がせていますが、海外の名前のつけ方はどんな感じなのか?
海外にDQNネームはあるのか?を見ていきましょう。
外国人の名前に意味はあるのか?
ある日、ポーランド人の女の子とハンガリー人の女の子が一緒の名前だね、という話題になった。
ポーランド人もハンガリー人も、「うちの国ではよくある名前だよ〜w」と言っていた。
ヨーロッパの人の名前は、アメリカにもいそうな名前が結構多い。
エミリーとかリンダとかロバートとか、今まで生きてきて聞いたことがあるような(英語の教科書に出てきたり、映画のキャラクターに出てくるような)名前が多いのである。
もちろん、お国柄っぽい訳のわからない名前の人もいた。
話は戻って、名前の話をしていた時
ポーランド人に、ある質問を投げかけてみた。
「その名前って、意味はあるの?」
すると、あっけらかんと
「え?!意味?!ないよ笑
響きで名前つける感じじゃない?w
逆に日本人は名前に意味を持っているの?」
逆質問されてしまった。
「もちろんあるよー!わたしは**という意味だし、あなたと同じクラスの日本人の**は**っていう意味だよ。
たまに意味を持ってない人もいるけど、だいたいは産まれるときに、両親が意味も考えて名前をつけるんだから。」
「えー!!!名前に意味があるなんてことがあるの?!
それってめちゃめちゃロマンチックじゃない?!
なんてすてきなの・・・」
このポーランド人は、もともと日本の文化に割と興味を持っている子だった。
わたしはというと逆に、彼らが名前に意味を持っていないことに衝撃を受けた。
もちろん、欧米の名前には意味がある。
例えば、ピーターは「石」という意味があるらしい。
しかし、意味を考えて名前を付ける親はおらず、「ピーターっていう響きよくね?」という感じで名付けることがほとんどだそうだ。
(もちろん、中には意味を考えて名付ける親もいる。)
外国でもDQNネームが流行っているって本当?
TEDの有名なシーンを覚えているだろうか。
くまのTEDに彼女ができて、主人公が「その子の名前なんで言うの?」と聞くシーン。
TED「DQNネームだよ。当ててみな」
主人公「マンディ、マリリン、ブリトニー、ティファニー、キャンディス、ブランディ、ヘザー、チャニング、ブリアナ、アンバー、サブリナ、メロディー、ダコタ、シエラ、ヴァンディ、クリスタル、サマンサ、オータム、ルビー、テイラー、タラ、タミー、ローラ、シェリー、シャンテッレ、コートニー・・(以下略)」
このシーンでも分かるように、アメリカでもDQNネームはあるそうだ。
英語では、DQNネームのことをWhite Trash Name(クズ白人、貧乏白人の名前)と言うらしい。
あるアメリカ人に聞いたところ、例えば女の子の名前で「y」が名前の最後につくと、「sounds like so bitchy」(超ビッチっぽい響き)らしい。
確かに、上述のTEDに出てきた名前たちを見ても「y」で終わる名前がいくつか出てきますよね。
特に「ステファニー」は一番サイテーな名前らしく、「ステファニー」という名前を付けたら、間違いなく「ヒソヒソw」となるらしい。
全然わからないw
「じゃあメアリーは?yで終わるよね?!」
と聞いたら
「メアリーw
メアリーは聖書に出てくる、めっちゃくちゃ古い名前だよ?
メアリーでビッチはないわ。ありえない(笑)」
と言われた。
yで終わるのに・・・
なんだか腑に落ちないわたしなのでした。笑
最後に、日本で赤ちゃんを迎える親の誰もが買う「名付け本」、アメリカ人の友人が初めて見たときはそれはもう衝撃だったそうです。
「名前付けるのに本買うなんて・・・」
しかし、漢字を勉強して漢字1つ1つに意味があることを知ってから、日本人が名付けに本を買うくらい神経質になることが分かってきたそうです。
文化の違いなんですよね〜。
さて、今日はここまで。
See you soon!