最近、話題のAmazonプライムに加入し映画を見まくっているのですが、「セーラームーン」の劇場版が2つアップされていたのでみることにしました。
今回見た映画はこちら
どちらも名作、特にルナが人間になる話なんてサイコー。漫画も持っています。
小学生だった当時、例に漏れずセーラームーンフリークだったわたしは劇場版は必ず見に行っていました。
当時、セーラームーンになりたい、と願っていた少女は多いと思うんです。わたしもその一人でした。
幼稚園や小学校の文集を開くと「将来の夢:セーラームーン」と書いている子の多い事多いこと。
セーラームーンこと月野うさぎはドジでおっちょこちょいで・・でも本当は地球の未来を背負うセーラー戦士かつ月のプリンセス。
うさぎちゃんというダメダメな主人公を描くことで世の少女が「わたしもなれるかも」と思うようになったのかもしれない。
しかし大人になった今、久しぶりにアニメを見て、「セーラームーンにはなれないわ」と思ったのでシェアします。
セーラームーンになるために必要なこと
1.金持ちの家庭に生まれなければならない
うさぎちゃんたちの住んでいる地域は「麻生十番」です。
東京に土地勘のない人のために説明すると、麻生十番駅は、東京タワーまで徒歩15分、六本木ヒルズまで同じく徒歩15分、周辺には諸外国の大使館が立ち並ぶ超セレブ区域です。
一人暮らしの部屋を築20年以内で探すと、1ヶ月の賃料はだいたい9万円前後。
9万円なら頑張れば・・・と思ったかもしれませんが、残念ながらうさぎちゃんの家は一軒家です。うさぎちゃんと弟は一人部屋をそれぞれもっているので、最低でも4LDKの部屋に住んでいると家庭すると、麻生十番での相場は約1億です。ちなみにうさぎちゃんのパパは雑誌記者で、wikipediaによると二代目フォルクスワーゲン・ゴルフGTIを所有。ママはなんと専業主婦。いわずもがなでしょう。
2.美少女でなければならない
ご存知の通り、セーラームーンは、敵の前に現れる時必ず決め台詞を放ちます。
「愛と正義のセーラー服美少女戦士セーラームーン!」
わたしは映画を見ていてこのシーンでお茶を吹きました。言い切ってるんです。完全に。
完璧な容姿とスタイル、そして自分が「美少女である」と言い切れる女性のみ、セーラームーンになる資格があるのです。
3.オバマをも超える決断力がなければならない
セーラームーンの世界で出てくる敵の目的はほとんどが「地球侵略」です。
スケールが半端無くでかい。
北朝鮮が水爆実験に成功したくらいのレベルでモタモタしていたら、セーラームーンの世界では地球もろともこっぱみじんなわけです。
その点セーラームーンは決断がめちゃくちゃ早い。エヴァのシンジくんみたいに「どうしようどうしよう」と悩んでる時間が(少なくとも劇場版では)一秒も無く、果敢に敵のアジトへ向かっていきます。
また、各シリーズのクライマックスや劇場版では、使うと命が無くなるという曰く付きの「幻の銀水晶」をセーラームーンは何度も使います。
それを使うと助かる保証は無いにも関わらず自ら命を差し出す決断をし、勝利を手にしています。
(しかも必ず愛と勇気とキッスの力で生き返る)
「あたしは死んでも地球とみんなが助かるならいいの」
この言葉に何度泣かされたか。
地球を背負う覚悟と、意思決定力が必要なんです。
経営判断ですらなかなか決断できないどっかの社長とは訳が違います。
まとめ
久しぶりに見たセーラームーンでしたが、やっぱり本当に素晴らしい作品。全部のシーンを写真に撮って印刷して部屋に飾りたいくらい映像もカラフルで綺麗で感動物でした。