ねこんの英語ブログ | TOEIC・英検・Anki・海外旅行・マルタ留学

英語ができるようになりたい、英語話したい、資格取りたい、海外旅行行きたい、という人のブログ。作者はTOEIC985&英検一級。Ankiヘビーユーザー

留学に行っただけで英語が話せるようになるわけないじゃん。喋れるようになった人は○○していた!

f:id:ryugaku_summer:20160123131114j:plain
高いお金を払って留学するんだから、絶対にペラペラになって帰ってきて周囲を驚かせたい!そう思っている人は多いと思います。

わたしが学生時代にニュージーランドに半年間留学していた際、1年2年と海外にいるのに会話はサッパリ、、という日本人をよく見ており、軽蔑しておりました。笑

といいつつわたしも、NZ留学する前は全く勉強をしませんでした。なぜなら当時のわたしは

留学資金貯金>英語の勉強 で

英語なんて海外に3ヶ月いたら自然と話せるようになるんでしょ?だから帰国子女の人とかもしゃべれるんでしょ?

と思っていたのです。

でも、その甘い考えは間違っていたんですよね。

留学して、3ヶ月たつと確かに自分が表現したいことは言えるようになってきたし、会話のコツも掴んできたように思いました。
しかし、やっぱり映画やテレビは全く聞き取れないし、ネイティブ同士の会話も聞き取れない。スラングたっぷりで早口のホストシスターが食卓で喋りまくるマシンガントークだって全然聞き取れない!!

留学数ヶ月で英語がペラペラ喋れるようになった人たちは、並々ならぬ努力をしていたということに後になって気づいたんです。

そこで、今回は実際に彼らがやっていた努力について紹介します!

留学に行く前から生の英語に触れていた

英語を早々と習得した人たちは、国際交流パーティーの参加、ボランティア、Language exchange、はたまた駅前留学など、留学に行く前から外国人とコミュニケーションを取る機会を自分で掴みに行って会話力を伸ばしていました。

【参考】Language exchangeおすすめサイト



ほとんどの日本人は、単語、文法力などの知識に対してリスニングやスピーキングなどの実践が足りていない状態。そのため、留学初期は自分の知識レベルよりひくいクラスに振り分けられることがほとんどです。または、自分の知識と同レベルのクラスに振り分けられて、「話せない聞けない!!辛い!!」となって低いクラスに移動してしまいます。

「話せない、聞けない」という理由で自身の知識レベルより下のクラスに振り分けられた人たちは、知識として既に知ってることを勉強することになります。

もう既に知ってる単語や文法を海外の語学学校で学ぶ必要あります?こんなバカバカしいことはありません。それゆえ、留学前に出来るだけ自分の知識レベルと実践レベルのギャップを揃えておく必要があります。

また、高いレベルのクラスに行けばより英語が上手なクラスメイトと仲良くなれるし、そういう人たちとつるんでいた方が自分の英語力は必ず伸びるという特典もついてきます。

【参考】英語が苦手なハンガリー人とわたしが会話したらどうなるか

留学中、語学学校以外のコミュニティに参加していた

知らない土地にポンと一人で来て、学校と家との往復となって留学生は少なくありません。それでも十分刺激的な毎日が送れるため、その環境に満足してしまうんですよね。

語学学校でも友達はたくさんできますが、みんな英語を学びに来ている人たち。これではネイティヴと喋る機会が語学学校の先生とホストファミリーのみになってしまいます。
せっかく留学しているので、なるべくならネイティヴとの会話を増やしたいところです。
さらに、留学中はどうしても日本人で固まってしまいがち、そうするとなかなか英語を発することがありません。
英語を早々と習得した人達は、地元のダンススクールやハンドボールクラブなど、現地の人たちが集まる会に積極的に参加をしていました。
ネイティヴの日常にどんどん溶け込んでいくことで、英語が自然に身についていくというわけです。同じ趣味を通じて友達もでき、一石二鳥ですね。

留学中にLanguage exchangeパートナーを見つけていた

どの国にも日本語を勉強している人はいるもの。留学中、近くの大学の掲示板には、「Language exchangeパートナー募集!」という紙が貼ってあることがあり、よく韓国人の友達と見に行ったものです。1時間10ドルなど有料で募集している人もいて、当時は「10ドルも払って素人に教えてもらうなんて。。」と難色を示していましたが、今考えると10ドルでネイティヴと知り合いになれて、1時間も英語を話せるなんて、めちゃめちゃお買い得です。しかも相手は大学生、身元もわかっている。有名大学であればあるほど彼らのスペックだって高いだろうし、運が良ければ友達、あるいは彼氏彼女にだってなれるかも。

わたしは、ニュージーランド留学中に日本にワーホリをしていた男性とLanguage exchangeをしていましたが、彼とは6年以上たった今でも交流がありますよ。

番外編 : 瞬間英作文をやっていた

これはわたしが後になって会話力をぐんと伸ばしたきっかけになる勉強法です。
英語を真面目に勉強している人なら絶対知っているであろう、「瞬間英作文」。
この本はすごいです。本に載っている簡単な日本語の文章を見て瞬間的に英語にして声に出して言ってみるっていうシンプルな勉強法なんですが、、

少しやるだけで、いかに自分が簡単な英文でも瞬間に作ることができないかっていうのが分かります。
瞬間というのがポイントになる。
頭でじっくり考えれば分かる・・テストならそれで良いでしょう。でも、実際外国人と英語で話していて言いたいことが瞬間的に言えなかったらコミュニケーションの質はどんどん下がっていくからね。

まあ、騙されたと思ってやってみてください。
わたしは小学校の頃から親にス●ードラーニングを聞かされていましたが、正直瞬間英作文の方がよっぽど効果があると思いますよ。

決して安くはない海外留学、意味のあるものにしよう!

いかがでしたか?留学したのに英語はサッパリ・・という悲しい事態にならないよう、これから留学する人はぜひ実践してみてください。
既に留学している人、まだ遅くありません。ぜひ実践して、確固たる英語力を身につけましょう!