突然ですがイディオム嫌いな人って多いですよね?
わたしも大嫌いでした。
だって覚えられないんだもん(´・ω・`)
でも、洋書読んでると意外と出てくるし、分からないから辞書引かないといけないしでややこしい思いをしがちですよね。
そこでオススメなのがこちら
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わたしはUCLAに旅行で行ったとき学内の図書館で買ったよん(自慢w)
普通のペーパーバックと変わらない厚みと大きさ。辞書なので結構な値段する。
まあ、この辞書の良さは実際見てもらわないと分からないので見てもらいましょう!
What does "buy the farm" mean?
ところで「buy the farm」というイディオムはご存知ですか。
「死ぬ」という意味だそうです。
全然違う言葉なのに、なぜ死ぬなのでしょうか。
こちらをご覧ください↓
元々は米軍で使われていたスラングで、飛行機墜落して畑をダメにしちゃった場合、お金を払ったら畑を買い取ったりしないといけなかったからbuy the farm = dieなのだそう。
めっっっちゃ面白い!!!
このように、注釈が着いてるイディオムが多く、その言葉ができた背景を学びながら新しいイディオムをインプットすることができちゃうんです!!
日本語の四字熟語の四面楚歌とか、物語と絡めて覚えたからすぐ覚えられましたよね?それと似てます。
四面楚歌はもともと中国の話であるように、英語も色々な国の言語が融合されて作られているから
「このイディオムはもともとドイツでこういう伝統があって、」
「これはフランスで〜」
とかいうことが多くて、歴史や文化の勉強もサクッとできちゃうんですよね。
しかも長々とした説明だったらウワッてなるけど、短くて簡単な英語で書いてくれてるのも嬉しい!!
分かる!分かるううう!となるのがサイコーですよね。
さあ次に行ってみよう
Empty vessels make most noise/sound
Empty vessels make most noise (or sound)ってどういう意味でしょう?
空の花瓶が一番うるさい。え・・・なんのこと。
これの解説がこちら
「頭の空っぽな者ほど良くしゃべる」「よく考えてなかったり知識がない人ほど口は達者だ」。こんな感じかな?
笑っちゃいますよねー。会議とかでどうでも良いことをベラベラ喋るんだけど会議を前に進める重要なことは何一つも言えない!みたいな人いますよねー。
そういう人のことをいうのかしら。
日本にも似たような諺がありそうです。
the elephant in the room/the corner
the elephant in the room(or the corner)ってどういう意味でしょう?
これは私も一度耳にしたことがあるのでもしかしたら知っている人もいるかもしれませんね。
これの解説がこちら ↓
みんな意識してるけどきまづかったり恥ずかしかったりする内容だから議論を避けるトピック(問題)のこと
象がいたらでかいからみんな気づくに決まってるのに気づかないふりをするみたいことをイメージするとわかりやすいですね。
これに似ている形のイディオムがこちら↓
the skeleton in the cupboard(or the closet)
the skeleton in the cupboard(or the closet)
周りに知られたら名誉が傷ついたり評判が下がってしまうので隠しておきたい秘密のこと。
もし殺人を犯してしまったとして、その白骨死体をクローゼットに隠していたら絶対に知られたくないし、知られたらかなりやばいですよね。
その、クローゼットに置いてある骸骨くらい、周りに秘密にしたい話のことを指して言うフレーズみたいですね。
終わりに
イディオム辞書、めっちゃ面白くないですか?
普通に面白いのでお風呂に持ち込んで読んじゃう。ついつい長風呂になってしまいます。
一つ一つの解説も短いから手軽に読み始められるのも良いですね。軽く洋書感覚なのに、洋書よりずっと読むハードルは低いし。笑
気になった方はぜひ手に入れてみてくださいなー。
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てな訳でおすすめ図書でした。