お笑い芸人の厚切りジェイソンさん、大人気ですよね。彼はお笑い芸人というだけでなくIT企業の役員もしておりそれゆえ知性も感じるネタで大ブレイクしました。
日本は島国のため言語や文化も他の国のそれとは大きく違っていて、それゆえ外国人がびっくりしてしまうことは意外と多いのだそうです。
今回は厚切りジェイソンさんのブレイクにちなんで、わたしが日本に住んだことのある外国人に聞いた、「Why Japanese people?!」を紹介します。
その1 日本語は、一人称が多すぎ!
英語は自分を呼ぶ際の一人称は「I」のみ。シンプルですよね。
外国人「俺、僕、何が違うの?」
わたし「うーん、俺はカジュアルで、僕はとょっと丁寧?ビジネスならわたし、私とかも、使うかな」
外国人「When can I use "SESSYA".」
・・・
拙者?!?
わたし「Never say 拙者、 in real life. 」
外国人「Why!!! Japanese people!?!?!」
時代劇やヤクザ映画で日本に興味を持つ外国人もいるため、映画の中でで使われる言葉と日常会話の違いに困惑する場合も。
その2 女言葉、男言葉の微妙の違いが微妙すぎる!
日本人の彼女から日本語を教わる外国人は多く、それゆえオカマな日本語になってしまっている外国人男性をよくみかけます。
一方、「そうなりたくない」と思っている外国人も多く、最近は日本語の男言葉、女言葉を勉強している外国人も増えてきた模様。
外国人「語尾によ、とかね、とかつけるのは女言葉でしょ?」
わたし「うんそうだよ」
外国人「じゃあ男言葉で"No I'm not"は?」
わたし「俺じゃねーよ」
外国人「Why??!?!」
外国人的には、
そうだね←これが女言葉なのに対し
そうじゃねーよ←これも「ね」なのになんでこっちは男言葉なの?!?女言葉でしょ?!?
と思うらしいです。
だから、日本人の男が「そうじゃねーよ」とか言ってると、女言葉を使っている男(オカマ)に見えるらしい。
語尾の「ね」が女言葉なのに、「ねーよ」が男言葉というのがどうしても理解できないらしく、「ねーよ」はキュートな感じに聞こえてしまい、とても紛らわしいのそうです。
私たちにとっては当たり前のこの違い、しかし外国人が困惑するのはわかる気がします。同じ「ね」だもんね。しかもこういうカジュアルな表現は教科書には載っていないから、ネイティヴの友達の言葉を聞いて覚えるしかないから、きっと難しいでしょうね。
その3 テレビに出る人がずっと一緒!
わたし「君らにとって、日本のテレビって面白いの?」
外国人「全然面白くないよ!特に嫌なのが、毎日毎日同じ人がテレビに出てるってこと。もっというと、僕は2回日本に行ったことがあるんだけど、5年ぶりに日本のテレビを見ても全然人が変わってないじゃないか!さんま、タモリ・・・いつ新しい人が出てくるの?!SMAPもどこがいいのかわからない。歌も上手くないのにさ。」
わたし「うーん、、人気あるからじゃない・・?」
外国人「5年も10年も?!?!Why??! Japanese people?!?!」
アメリカにもDavid Lettermanとか息の長い名司会者はいると思うんだけど・・彼らからすると日本のギャグは面白くないから、「面白くもない、ビジュアルも普通、なのになんで?!」と思うのかもしれませんね。
これを聞いたときは、「外国人ってそんな風に感じてるんだ、なるほど」と思いました。
さすがに厚切りジェイソンもこれはテレビでは言えないでしょうね笑
文化の違いって面白いですよね。みなさんが見た、聞いた「Why Japanese
people?!」があればぜひ教えて欲しいです。