フィレンツェのマーケットでかばんGET!!!!!
フィレンツェは革製品が有名らしいです。
そして、マーケットではお安い値段で革製品がGETできるという噂を聞きつけ、行ってみることに。
このエリア。
お店が並んでいます。
ローマと同じく、こういう路上のマーケットの物売りはだいたい移民の人です。
(どこの国かよく分からないような顔してる)
客引きを尻目に目当てのものを探す。
ふと、素敵なカバンを置いている店を見つけました。
このカバン
無言で見つめるわたし
移民「それは29ユーロだよ。本革。イタリア製。Very very good quality」
29ユーロか〜高いか安いかわかんないなあ。
ちなみに所持金は残り50ユーロほど。
わたし「Oh, ok」
無言で見つめ続けるわたし
移民「これは本当にいい皮なんだよ、ほら。」
ライターで皮に火をつけても、燃えない。
これよく偽物のブランドの店でもやってるの見るけど、燃えないのって本当にすごいのか?
よく分からなかった。
でもデザインはすごく素敵で、けっこう欲しいな〜と思った。
でも29ユーロか・・・。
わたし「・・・」
移民「Do you want this?」
(これ欲しいの?)
肩に勝手にかけてこようとする
わたし「No no, it's ok. I am thinking...」
(大丈夫です、考え中だから。。)
移民「OK, where you from? Japon?」
(オッケー、どこからきた?ジャポン?)
*イタリア人とかスペイン人はジャパンじゃなくてハポンやジャポンと呼んできます。
わたし「Yes, but now I'm a student in Malta」
(そうだけど、いまはマルタで学生してる)
移民「Oh Malta! Good good!」
わたし「YES!!!!!!」
という雑談トークののち。
移民「How much you give me?」
(いくらなら買うの?)
でたでた!この方式!これって値段言っちゃったらもう買わないといけない雰囲気になります。
だから、絶対にありえない値段を言わないといけません。
わたし「うーん、15ユーロ?」
移民「ブハッ15euros?!? Don't be joking! you can't!!!!」
(15ユーロだと?!冗談キツイよ!!できるわけないでしょ!)
この演技がかった「ブハッ」っていうのももう慣れたw
わたし「OK, I have only 50euros and I have to survive two more days in Italy.. so I can't afford to buy it, don't care about me, it's nice to talk with y..」
(オッケー、わたし50ユーロしか持ってないしこれであと2日イタリアで生き延びないといけないんだよ・・・だから買えない。でも話せて楽しかっ・・)
わたしが言い終わる前に
移民「15euros ok.」
わたし「ほわっ?!」
移民「You are a student, and your are first customer today, so it's ok my friend」
(きみは学生だし、今日の初めてのお客さんだから。いいよ!マイフレンド)
わたし「I love you my friend」
(大好きです)
ハグをする。
こうして29ユーロのカバンを15ユーロでゲットすることに成功したのである!
わたしはたまたま留学生だったし、リアルにお金が底をつきそうだったし、ちょっとお店の人と仲良くなったから良かったけど全然話もしないでいきなりクソ安い値段ふっかけるのはちょっと失礼かもしれません。
わかんないけどね!
このあと、ほかの露店で父へのお土産のネクタイやらマフラーを激安で購入し
(5ユーロくらいw)
ちょうど時計が10時前になっていたのでドゥォーモへ向かうことにしました。