目指すは成人ネイティブ並の語彙数 = 30,000語
毎日語彙を20個ずつ覚え続けてしばらく経ちます。(今はお休み中)現在の語彙数はざっと20,000語ないくらいかなぁ。
この人なんでこんなに語彙ばっかり頑張ってるの?と思う人もいると思うので私なりの考え方というか、なぜ語彙を学習するのかという話をしたいと思います。
遡ること数年前・・。
英会話もまあまあできるし発音で聞き返されることもあまりなく、一人旅もできるしTOEICも900点あたり取れるようになってきて、自分の英語力に満足していました。
だから英語話せるのか、とか聞かれたら「はい話せます」と答えていたし、これ以上英語力を向上させる必要も特にないかな、もうええんとちゃうか、そんなふうに考えておりました。
そんな矢先、英検一級を目指すことに決め、モチベーションUPのためにTwitterで英語垢の人たちをフォローしはじめました。そして英検一級を取得する頃には、どうもTwitterの世界には英語ができる超人たちがゴロゴロ生息しているようだ、というのに気づき始めました。
ネイティブにしか聞こえないような美しい発音の人
流暢に英語を話す2〜3分のスピーチをUPしている人
TOEICで連続満点を取る人
読解(英文解釈)がめちゃくちゃできる人
多言語にどんどん挑戦している人
洋書めっちゃ読んでる人
語彙めっちゃ多い人
英検満点の人🐻
etc...
英語ができる人の中でも強みが細分化されていて、この分野ならこの人がすごい!!みたいなのがあって。英検一級取って英語ができると思い込んでいた自分だったけど、まだまだ上には上がいてその上というのは果てしない、と思ったんですね。
若干絶望的な気持ちになりましたね、こんなすごい人たちと肩を並べるのは到底無理だ、と思いました。でもそういう人たちを見てきた結果、「1つくらい英語における自分の強みを持っておきたい」と思うようになったんですよね。「あの分野ならねこんさん結構頑張ってるよね」て思ってもらえる強みを1つ作りたいみたいな。で、自分が1番得意なものはなんだろ〜と考えた時に「語彙なら覚えられるかなぁー」と考えました。
Ankiとの出会いがそれを加速させてくれたのかも。
まあ語彙って地味だしよく「こんな難しい単語覚えても〜」とやり玉に挙げられやすいんだけどねw
あとはシンプルに、私的には語彙を覚えたら覚えるほどと英語がよく分かるようになるので続けてるという感じです。私は英文解釈が苦手なので昔から語彙でなんとかしてしまおうと考えるパワー系なんですね。
それが語彙を覚え続ける1番の所以(ゆえん)です。
語彙を覚えまくってどうしたいのか
「英検一級の単語とかネイティブでも知らないwwwww」
「そんな単語勉強する意味wwwwwww」
みたいな話ですね。
多分私が勉強してる単語の中にはネイティブが知らない単語もあるでしょう。
例えば、ホームステイに来たNZのJKはパス単1級のテキスト見て「うわ〜これうちのお父さん多分わからないから写真撮って送っていい??!?!」と興奮気味に写メを撮りまくっていたし、歯学部留学中のアメリカ人はパス単1級のテキストを熟読しながら「この単語は◯◯の仕事してる人しか使わないんじゃない?」「この単語はニュースで見たことはあるけど自分で使ったことは一度もない」というような感じでした。
医者と弁護士のカップルのオーストラリア人に英検の過去問題を見せたときは「え、やばい、これ分かる?w」「え、これでしょ」「だよね(笑)焦る〜、大学受験みたいw」みたいな反応でした。
私の少ない経験の中だけでもこんな感じなので、英検一級単語というのはそれなりに難易度が高く使用頻度の少ないものも多く含まれるのでしょう。その上のレベルとなるともっと限定的な単語も増えてきます。
それも分かった上で、ボキャビルをし続けています。
「そんなことしてどうするの」
という問いに対しては
特にどうしたいとかはないですね・・・
ただ、語彙が増えれば増えるほど楽に読めるものが増えるので勉強しているという感じです。楽に読めるものが増えた方が楽しいじゃんという感じ。
私の中で
語彙を覚える労力<英語が読めないストレス
なので、語彙を覚えたら英語もっと読めるようになるなら覚えるわな、という感じなんだと思う(笑)
あとは、Ankiを使って語彙を覚えるのは全然苦じゃないので、毎日の歯磨きと似たような感覚で自然に単語を覚えているという感じです。
ただ、「お前英会話下手なんだから単語憶えてる時間あったら会話の勉強しろ」
と言われたら反論の余地はないですwwwww
英会話は勉強中です😇
目指すべき目標
目指すところはネイティブの最低レベルの30,000語で、その辺まで覚えることができたらもう盲目的に単語帳を進めるのはやめても良いのかなと思います。
余談ですが私が尊敬している先生の1人に、小学1〜6年生まで英語を教わっていた近所のおばさんがいます。親の知り合いの人で家で細々と英語を教えてて「遊びに来なよ」みたいな感覚で呼んでくれたので行くことにしました。
忘れもしないはじめてのレッスン。
子供が5人くらい集まっていて、先生が1番最初に「この家にあるものなんでも英語にできるからなんでも聞いて!」と言いました。
6歳の私は部屋中を陰湿な眼差しでくまなくチェックし「絶対先生が分からないやつを探そう」と思いました。他の生徒が「鉛筆」とかを聞いていて「いやそんな簡単なやつ聞くのやめろ、もっと攻めろや」とか思ってましたw
そこで家の中と外を分ける白くて大きな物を見つけました。
(心の中)「見つけた!!!!これとか絶対分からないはず!!!!」
ねこん「せんせい!!!これ!!!(指をさす)」
先生「それはwall」
瞬殺・・・・・orz
ねこん「日本語ではなんですか?」
先生「壁だね!」
ねこん(ああ〜〜〜壁か〜〜〜そうか日本語でもそういう言葉あったわ〜〜〜あ〜〜もっと難しいものにすればよかった〜〜〜でも難しいもの思いつかない・・・・くっそおおおおおお、、
でも冷静に考えて?!?壁を英語で言えるってすごくない?!?!鉛筆とかだったら分かるけど壁だよ壁?!?!この先生は多分私がどんなに難しい物を思いついても全部英語にできるんだ、そうなんだ、先生すげええええええええやべえええええええ)
この最初の数分ですっかり先生の虜になってしまったのでした。
子供の私にとってはこれが衝撃で。
「なんでも英語で言えるから言って♪」
てめちゃくちゃかっこよくないですか??
6歳の私にインパクトを与えるには十分なアイスブレークでした。
6歳の時の記憶ってそんなにたくさんはないんだけど、この日のこのことは友達のペンケースの柄まで鮮明にはっきり思い出すことができます。
人生はじめての英語の先生から受けた最大のインパクト。
それを私は辞書でやるのが夢です。
例えば相手が中学生くらいで、一番最初の授業で
「この辞書からなんでも単語選んでいいよ♪」
で言ったら中学生は意地悪だから超むずかしいの選ぶと思うんですよ。
生徒「mitzvah」
とか即答できたら「この先生やべえ!!!!」てなるよね?笑
それを妄想してます(変態)
あとは「この日本生まれ日本育ちの先生でもここまで単語知ってるんだから自分もイケるでしょ」
みたいに思ってもらえたら良いなと思う。語彙学習に対するハードルを下げるみたいな。特に若い時って「あ、イケちゃうもんなんだ」と思うと本当に簡単に思えてしまうってことあるし。
もちろん大人が相手でもそうですね。「この人ができてるんだから自分にもできるだろう」と思ってもらえたら嬉しいですね。
この記事を読んで「単語頑張ろうかなぁ」という気になった人がどれだけいるかは分かりませんが、Ankiの記事なども更新しているのでぜひご覧になってくださいね!
<参考>Ankiカテゴリーの記事一覧
では!