⭐️嬉しいご報告⭐️
実は当ブログを読んでくださった方が、ブログに記載の勉強法を試したところTOEICのPART1のスコアアップに効果があったそうです!嬉しいですね〜。
もし、「このブログが役に立った!」と思った方おりましたらぜひ、ご報告をお待ちしております!!
TOEIC リスニング スコアを伸ばしたい!
わたしは年に1,2回、コンスタントにTOEICを受験していて、最高得点は985点です。
*2020年12月受験
TOEICはリスニング(L)とリーディング(R)に分かれて点数が出るのでLで稼ぐタイプ、Rで稼ぐタイプ、バランス良く取れるタイプと色々な人がいるのですが
わたしの場合、完全にLで稼ぐタイプだったようで、リスニングは数年くらい前から480点を超えてきました。
リスニングでこれだけ稼げると、リーディングで少しミスっても800点後半をとることができます!(歓喜)
そして実は480点くらいまではなんとTOEICのリスニング対策は一切せずに取ることができています!
もちろん何度かTOEICを受けていて、どんな問題が出るか分かっているということが前提ですが、TOEIC対策をしなくてもリスニングは高得点が取れることが分かったので今回、リスニングで奮闘中の皆様に取り組んだことをシェアしたいと思います。
2020.2.6追記
最近はリスニングで満点を取れるようになってきました。
1、NHK WORLDをシャドウイング
podcastでNHK worldをダウンロードして、毎日通勤時間にシャドウイング。
当時は車通勤をしていたため、行きと帰りと1回ずつ、同じニュースをシャドウイング。計1時間。
最初は何を言っているのか全く理解できませんでした。
しかし、NHK worldは日本のニュースを報道しているので知っているニュースが出てきます。
全く知らない内容のニュースでは予想もできませんが、知っている内容なら理解できるような気がしてきます。
例えば錦織圭選手が2014年のBNPバリパ・マスターズの準決勝でセルビアのジョコビッチ選手に敗戦したニュースはもともと知っていたので、しっかり耳に入ってきたことを覚えています。
しかしほとんどのニュースはなにを言っているか全く理解できない状態。
わからなくても気にせず、音を真似してシャドウイングしていました。
早すぎてついていけなくて何言ってるかもわからず適当に音を真似していると本当に虚しくなってきて、泣きそうになったこともあります(メンタル弱)。
が、続けていると3ヶ月くらいで聞き取れるようになります。
かなり驚きましたが、なぜか聞き取れるようになりました。
NHK worldは国会ネタも多いのですが、国会ネタは同じような単語がたくさん出てくるし似たような内容を連日報道することもあるので、耳が慣れてくるのだと思います。
「Chief cabinet secretary Yoshihide Suga」という言葉が何度も出てきたな・・・。
NHK worldはとても発音がクリアな日本人(バイリンガル?)のアナウンサーがほとんどですのでとっかかりとしてはハードルが低いと思います。
たまに外国人の男性が出てきますが、他のアナウンサーより聞き取りにくく、苦戦していました。
シャドウイングって?という方はこちらをどうぞ
2、Youtubeで 英語 リスニングと検索、でてきた動画を片っ端から再生
とにかくたくさん見ました。時間の無駄だったチャンネルもあるので、個人的に良かったチャンネルをご紹介。
Listn.me
www.youtube.com
配信は2015年の秋に終わってしまったのですが、過去動画を今でも見ることができます。
外国人やハーフ、また日本人のスピーカーが基本英語で、1つのトピックについて話しています。
この動画の良いところは、日本語の字幕とスクリプトがついているところです。
字幕は隠してみて、聞き取れない部分だけチェックすれば自分が聞き取れない単語や言い回しが分かります。また、スピーカーが最近の若者なので、今若者の間で話されている英語に触れることができます。
個人的好きなスピーカーはmaryちゃんという美人の日本人の女性、海外経験が1年のみに関わらず英語がペラペラでとてもかっこいいので、モチベーション向上につながっていました。
移動中に見過ぎて、通信制限がかかってしまったことも。笑
好きなトピックは何度も繰り返して見たり、シャドウイングをしていました。
参考: このブログで4番目に多く読まれている記事です↓
Youtubeを見るだけ!リスニング力が劇的にアガる、おすすめチャンネル5選
3、海外のラジオ番組を聞き流し
NHK worldが聞き取れるようになったら、次のステップとして海外のラジオを聞いてみましょう。
おすすめはkiss92というシンガポールのラジオです。
英語はもちろんネイティブ、天気や交通情報、CM、音楽などを聞くことができます。
交通情報なんかはTOEICに似たようなのがそのまま出ることがあるのでおすすめです。
ずっと英語のリスニングではなく、定期的にアメリカのヒットチャートを流してくれるので聞いていて飽きないし、聞いているうちに洋楽に詳しくなってくるのも良いです。笑
何時間もぶっ続けで流しているときもあります。移動中も良いし、料理中も楽しく聞くことができます。
気が向いたらシャドウイングもしています。
このラジオを通じて、多くのヒットソングを知ることができました。
とてもきれいなネイティブの英語なので聴きやすいのも特徴です。
4、なんでもいいのでテキストブックを音読→録音→検証
これは当初の目的は「ネイティヴの発音に近づきたい」ってところからだったんです。
とにかくテキストを音読して、それを録音して、聞いてみる。
CD付きのテキストでネイティブの発音と比べられるものがベターですが、必須ではありません!
その辺にある英語の文章と携帯電話の録音機能があればできます。
最初は録音して聞くのがすごく恥ずかしくて、家族に聞かれるのも恥ずかしくて自分の部屋のクローゼットの中でやってました(根暗w)
そして、自分の発音を聞くと、全然ネイティブと違うんですよね。ネイティブの発音と比べて、ここはリンクしてこんな風に音が変わるはずだ!とか特に発音が違う部分をマーカーでなぞってその部分を重点的に練習したりしてました。
certainlyがうまく言えなくて何度も何度も聞いて何度も録音したり。
そうしていくと、自分の間違って覚えている音が少しずつですが浮き彫りになってきて本当に1つずつなんですが、「この発音は本当はこうだったのか!」っていうのが分かるようになってくるんです。
そうして段々発音が矯正されていくと、色々な音が聞き取れるようになります。
必ず音読はしてください。なぜかというと、英語のネイティブは日本語に無い音を出すとき日本人が普段使わない口周りの筋肉を使っています。
わたしたちも、正しい英語を発音することで口周りの筋肉を鍛えないと、ネイティブと同じ音を出すことはできません。
ですので、最初はとても苦しいと思います。
一生懸命真似をしているのに、カタカナ英語に聞こえてしまう。
どうしていいかわからない。
何度やってもできない。
それでもいいんです。やり続けましょう。
もし行き詰まったときは、「英語 発音」とインターネットで検索してみたり本屋に行って英語の発音に特化した本を立ち読みしましょう。
色々な情報に出会うことで、ヒントが生まれることがあります。
私はこれを続けて、まだ発音は完璧ではありませんが、ネイティブに聞き返されることはほぼ無くなったのと、「日本人には珍しく日本語訛りが無いね」と言われるようになりました。
それと同時にリスニング力も劇的にアップしたことを覚えています。
ちなみに、何を音読したら分からない!という方はTOEICのリスニングパートのCDがオススメです。
5、発音のテキストを使って本格的に発音を矯正する
もっと発音を極めたい方は、発音のテキストを使うのがおすすめです。
4と並行して進めていくのが良いと思いますが、世の中には
発音を矯正するテキストブックがあるんですよね。
わたしのおすすめはこの本
English pronunciation and use
ケンブリッジ大学が出版しているテキストで、少しお値段は高いですがAmazonなどで購入が可能です。
CDがついていて、アルファベットの基本(発音記号)から発音を学ぶことができます。わたしはこの本をニュージーランドの図書館で見つけて毎日読みました。
なぜこれが重要かというと、今を生きる日本人の大人の中で
正しい発音を習ったことがある人がほぼいない
からです。
習ったことがないのに、発音できない → 聞き取れない って当たり前じゃないですか?
正しいABCの発音を知らないのに、ネイティブみたいに話せって言われても無理なんです。
わたしは「practice」も「know」も「culture」もすべて、間違って発音していました。
Mの発音も、Nの発音も、THもOも全部間違えていました。
でも、間違っていたことに気づいていませんでした。
「なんでわたしの英語はカタカナ英語なんだろう?」ってただただ疑問に思っていました。
自分の発音1つ1つが全部間違っていたことに、このテキストに出会うまで気づけなかったんです。
このテキストを一冊終わらせると、たくさんの気づきがあると思います。本当はアルファベットを習った小学校や中学校のときに気づいていなければいけなかった基本をやっと学ぶことができます。
それから、このテキストは単に1つ1つの音についての情報でなく他にもとても重要な情報が多く詰まっています。
例えば、「I'll call her」と言うときに「call her」の部分を「caller」と言えと書いてあります。
この場合、Hはネイティブはふつう発音しません。と書いてあるんです。
私はこれは知りませんでした。日本で勉強していたら絶対に分かりませんでした。
アメリカ人の友達に話すと、
「そうそう!アイルコールハーとは言わない。aicaller, アイコ〜ラ〜みたいな感じ!」
あ、アイコラ・・か・・。
Anyway,
本気で発音を矯正したい方にはおすすめの一冊です。
わたしもこれを書いてて購買意欲が湧いたので、さきほど同じ本のIntermidiate版をAmazonで購入してしまいました笑
(中古で3,400円くらい、CDと回答つき!)
まとめ
最後は発音について熱く語ってしまいましたが、発音の勉強をするとリスニングは劇的に伸びると思います。言える=聞ける ってことなんだと思います結局。
リスニングに関してはTOEICのテスト形式に絞った対策は教材も限られているため長続きしないことが多いのですが、以上の勉強法であればある程度楽しく継続的に続けられて、かつ実践的なリスニング力を身につけることができると思います。
騙されたと思って是非、実践してみてください!
逆に、続かなかった学習方法
1、TED
英語学習法として推奨されているTEDですが、わたしは続きませんでした。
続かなかった理由としては
(1)興味のある分野を見つけるのが難しい
難しいトピックが多く、好きな動画を見つけるのが難しかった。
(2)英語ネイティブではないスピーカーも多い
一生懸命興味をあるトピックを探してせっかく見つけてもスピーカーが英語ネイティブでない場合が頻繁にありネイティブの発音を聞いてシャドウイングをしたい自分にとってはストレスになってしまった。
(3)字幕が無い動画もしばしばある
聞き取れなかった音の確認が重要なのに、字幕が無いとそれができないので、「聞き取れない音は何か」を知ることができなかった。
2、CNN Radioニュース
現地の一般人と中継でつながっているケースが多く、音も悪くアナウンサーでは無い人の喋りなのでとても聞きずらかった。すなわちかなりハイレベルなため、NHK Worldkiss92などのエンタメラジオをマスターしてから取り組むべき教材です。
3、映画
映画を繰り返し見るのが良い、と高校の時英語の先生も言っていましたがわたしは続きませんでした。これ、きっと真面目に取り組めばとても効果があると思うのですが映画を見る方にわたしは集中してしまって、気づいたら映画鑑賞会になってしまっていました。笑
と、偉そうに書いてしまいましたが、まだまだ映画やドラマを見ていて聞き取れ無いことは多いしネイティブと話していて聞き返すことも多いです。
みなさんと一緒に学習を続けて、ネイティブの耳を目指していきます。