ホームステイ受け入れしたよ!!!
わたしの実家の両親は英語こそ話せないがとてもオープンなマインドの人たちで、昔から外国人の方をもてなしたりホームステイを受け入れるのが大好きでよく家に外国人が出入りしておりそれがすごく楽しい思い出になっており、自分もいつか・・という思いがありました。
また、自分がNZに半年留学していたときに半年間ずっと一緒に暮らしたファミリーが本当に良い人たちでとてもよくしてもらえた経験から、「いつか自分の家族を持ったらホームステイ受け入れをして国際交流したい」「そして間接的にでも自分がホストファミリーにしてもらえたことを相手に返したい」と明確に感じるように。
つまり、ホームステイ受け入れには自分のためと恩返し両方の目的があったわけです。
そして今回、縁あって1週間、NZからのホームステイを受け入れることになりました!!!
ホームステイって、日本人が海外に行った話はよくあるけど受け入れの方はあまりブログが無いので情報が少なく、みんなどんな感じでホームステイやってるのかなーって気になっていました。失敗談も盛大に含まれますが(笑)、参考になれば幸いです!
まず経験者の話を聞きに行った
今回、英語の方は特に不安はなかったのですが、「食事」と「話題」はとても不安でした。
周りにホストファミリーをしている人が皆無なので誰にも聞けず、実の母に相談をしました。母は、最初は「ホストファミリー受け入れは楽しいけどめっちゃ気も遣うし疲れるよ。ママたちはすごい社交的だから大丈夫だったけどアンタ大丈夫??ご飯もちゃんとできるの??」とまずは脅してきました。笑
そんなことを言いながらもくれたアドバイスがこちら
・西洋の方はとにかく甘いものが好きだからお菓子をいっぱい買っておいたほうがよい
・風呂の水を入れておいたら毎回抜かれていて凹んだので(母は節約の鬼)、事前にシャワーにするか湯をはるか聞いた方が良い
・日本食ばかりだと逃げ場がないからポテトとかも揚げておく
・スマイル
そんなアドバイスを参考にしながら事前に準備したことがこちら
質問リスト作成
・日本に来ようと思ったきっかけは?
・家族のこと教えて
・あなたの街のこと教えて
・海外ははじめて?他に行ったことある国は?
・将来の夢は?
・日本で何したい?
・趣味は?
etc・・・
家族のことは、事前にもらっていた自己紹介シートに書いてあったのでおそらく聞いても大丈夫だろうと思って聞きました。複雑な家庭もあるかもしれないので家族のことをいきなり聞くのは要注意かもしれませんね。
旦那と一緒に日本語でリストにしておきました。
英語が心配な人は英語でリストを作ると良いかもしれません。
1週間の献立作成
こんな感じで、まずは1週間分の献立を作成しました。
でも結果、うちに来た子はめっちゃ細くてご飯を全然食べないだったので、マルタで15カ国以上の外国人に絶賛されて一瞬で5合分が消えた巻き寿司も、唐揚げやポテトも全然手をつけず・・早々に献立の見直しをしなければなりませんでした涙
巻き寿司も刺身も食べたことなかったらしい・・・。わたしがNZに留学してた10年前ですらホストファミリー含め周りのkiwiたちは普通にモールで寿司買って食べてたので、絶対間違いない思い込んで1日目に意気揚々と作ったのに完全に失敗しました(涙)マルタでも「ねぇ今度のパーティでまた寿司作って!」と毎日外国人たちに言われるくらい人気だったのに・・😭
【参考】マルタ留学中に寿司作ったら外国人の友達が一気に増えた件
ちなみに、「今回のホームステイの子、寿司を食べたことがなかった」ということをオーストラリア人の友達に行ったらめちゃくちゃ驚いていました。
さらに、事前に嫌いな食べ物は「タコと貝」と聞いていたのにもかかわらず、出るわ出るわ嫌いな食べ物のオンパレード。トマト嫌い、かぼちゃ嫌い、クマラ(さつまいものこと)嫌い、そもそも生魚無理(寿司ダメじゃんorz)・・・事前にもっと細かく聞いておくべきでした。作成した1週間の献立表はほとんど意味をなしませんでした・・。これは失敗。
食材買い込み
ホームステイの子がくる前日に、業務スーパーで食材を大量に買い込みました。結果うちの子は大量に食べるタイプではなかったのですが、ある老夫婦は今回のホームステイめっちゃでかい(アメフト選手みたいな)女の子を2人も受け入れていたので、多分冷凍のポテトとか大量にストックしておくべきなんだろうなぁと思います。
前述したように、嫌いな食べ物がめちゃくちゃ多かった場合でもあらゆる食べ物のストックがあれば対応できるわけで、汎用性を持たせるために色々買っておいて正解だったなぁと思いました。
主に買って正解だったかな?と思うものはこちら
・冷凍ポテト
・冷凍キッシュ
・クラッカー
部屋の準備
子供のおもちゃ部屋となっていたほとんど使っていない部屋をその子に部屋にあてがうことにしました。
あとニトリでタオルとか足りていない寝具類を購入。別にタオルは新品を用意する必要はないと思うのですが、自分がホームステイをしたときにバスルームに真っ白なバスタオルがホテルみたいな畳み方でビシッと並んでいたのを見てそれはもう感動したんですよね。カッコいい、いいなぁ、これやりたいなって。
だからタオル類はホームステイの子のために新しくするって決めてました(それまでは温泉でもらってめっちゃ薄いタオルとかデイリーで使ってたw)
ホームステイって結構準備にお金がかかるんだけど、タオルに関しては買い替えのタイミングをホームステイが来るタイミングに合わせただけなので良かったです。
子供部屋に布団を敷いて、英語と日本語の本や漫画を置いて、ひざ掛けやヒーターを置いて、完成!
クローゼットも空にして好きに使ってもらえるようにしました。
部屋は必要なものは揃えつつも、居心地が良すぎないようにしました。(テレビやコタツは無し)
部屋から出てきてお喋りもして欲しいもんね。
これはまあ特に失敗なくいけたと思う。
外国人と絡みたい知り合いに声を掛ける
うちは旦那が帰ってくるのが遅いので、ほぼ「ホームステイの子、わたし、子供(2歳)」の3人で夜を過ごすことになるということが分かっていました。
だから、1週間のうち1〜2日は家族以外を呼んで少しワイワイやれたらいいなと思い、友達に声をかけました。
1人は外国人が大好きで英語を頑張って話したいというママ友さん(子供付き)。
もう1人はとにかくコミュ力がMAXでお笑い芸人みたいに面白い美女。英語はそこそこ。
結果、どちらも大成功🙆♀️
やっぱり1週間も同じ女の子とマンツーマンだと話す内容が本気で尽きてくるので、途中でお客さんを呼ぶのは大正解でした😊自分が揚げ物とか揚げている間も、お客さんがホームステイの子の相手をしてくれて場を盛り上げてくれたと思います。
とくに英語があまり話せないお客さんの方が盛り上がりました。
ホームステイの子は日本語を学びに来ているので基本は日本語で話しかけることを心がけるのですが、わたしは中途半端に英語が話せるので「分かりません」「sorry I don't understand」と言われるとつい英語で話して楽をしてしまおうとしがち。
でも、英語があまり話せないお客さんは「アタコンタイタン(進撃の巨人) is ちょうグロ〜イ、グログ〜ロ〜」みたいな日本語と英語が混ざったようなことをよく言っていて、でもそれがすごい面白くてウケてて、しかもなんとなく意味も通じていたんですよね😊「これが国際交流の醍醐味だ!!」と感動しました。
失敗談: 買えば良かったもの
最終日に「ニンテンドーwii」のスーパーマリオを一緒にプレイしたのですが、これまためちゃくちゃ盛り上がりました。
ゲームなんてやっても会話生まれないからあんまり良くないよね?と思って出さずにいたのですが、最終日くらいやろう、ということになったのが大正解。
「あ、また落ちた!」とか「終わった」とか「死んだ」(あまり良い言葉ではないですが💦)とか、わたしたちが自然に何度も言うもんだからその子も自然に覚えて、ナチュラルなニュアンスで使い始めていました。これこれ!こういうのじゃないの?子供が遊びながら言語を覚えていくプロセスの1つなんじゃないこれ?って思いました。
それでもやっぱり「ホームステイの子と毎日テレビゲーム」ってちょっとどうなの?って感じなので、もっとアナログで、それでいて会話も生まれるゲームがないものか。
ありました。
これです↓
ジェンガ!!みんな大好きジェンガ。
ゲームの内容説明する必要ないし(多分全員知ってる)、シンプルに盛り上がりますよね。
さらにこんなものも↓
[asin:B01FXIRHC2:detail]
この寿司ゲームは基本はジェンガみたいに使えて、そのほかにも何種類ものゲームで遊べるというもの。しかもバイリンガル対応になっていて罰ゲームカードとかも全部日本語/英語が併記されています。
こないだおもちゃ屋さんでたまたま見つけていいなーと思ったんですよね。
もし盛り上がったら最後ホームステイの人にプレゼントしたら手土産にもなるし(ありがた迷惑にならないようにはしないといけないけど💦)、日本っぽくて可愛いので、次回のホームステイのときまでにはこれを用意しておきたいと思っています。
もしほかにも「こんなことが盛り上がったよ!」と言うことがあれば教えてくださいね。
ちなみに「折り紙とかって、、知ってる?」と恐る恐る聞いたら「日本語のクラスで習ったけどあんまり・・・・」的な反応でした😅若い子にはあまり刺さらないのかも。
と、こんな感じでみんなで遊べるものがあったらいいよねー、という話でした。
このブログを読んでくれているみなさんも、良いアイデアがあれば是非教えてくださいね!
最後に
色々失敗ばかりでしたがホームステイの子は本当に喜んでくれて、良い経験になりました!
これからホームステイ受け入れを検討している方たちへ、参考になれば幸いです😊