マルタの学生寮で日本食パーティをして盛り上がった夜の翌朝、ハンガリー人とルームメイトとこんなことがありました。
日本食パーティは過去記事マルタ留学中にお寿司を作ったら外国人の友達が一気に増えた件を参照ください。
祭りの夜明け
わたし「Good morning」
Pちゃん「Good morning! It was really nice last night.」
(おはよ、昨日楽しかったね)
わたし「It wasn't bad I think, people enjoyed quite a lot.」
(うん、良かったと思う。みんな楽しんでたね)
キッチンでPちゃんと朝ごはんを食べる。
Pちゃん「Wotuld you like tea?」
(紅茶いる?)
わたし「Yes, Thank you」
Pちゃんはよく、わたしの分も紅茶を入れてくれた。
わたし「But I wander why Hungurian sister didn't show up yesterday.」
(でもなんでハンガリー姉妹はパーティに来なかったんだろう?)
Pちゃん「They weren't there?」
(いなかったっけ?)
そうなんです。ハンガリー姉妹、昨日部屋にいたにもかかわらず
一度もパーティに現れなかったのです。
パーティがあることは事前に知らせてたし、来てね!って言っていたのに。
なんで??
でも昨日はホストだったから、みんなにお酒を配ったりみんなが楽しんでいるか気にかけていたので、ハンガリー姉妹のことまで気にする余裕が無かった。
H姉が大好きなトルコイケメン(過去記事参照→ハンガリーではトルコのメンズが人気?国が違えば男の趣味も違う!)
もいたので来ればいいのに!と思っていたのだが・・・
そこでH姉がキッチンに現れる
いつものH姉のはじける笑顔が無い・・・
どうして?!
なぜハンガリー姉妹がパーティに来なかったか
Pちゃんがシャワーに入っている間、H姉に聞いてみた。
わたし「Hey, why didn't come to the party yesterday?」
(なんで昨日パーティ来なかったんよ?!)
冗談っぽく、明るく聞いてみた
H姉「Because you didn't knock the door」
(だってドアノックしてくれなかったじゃん)
・・・
・・・
WHAT?!?!?!?!?!?
わたし「But, I invited you before, didn't I? so, ofcourse I thought you come without knocking the door.」
(でも、前から誘ってたじゃん?!だから、もちろんノックしなくたって来ると思ったんだよ)
H姉「・・・」
ちょっと早口で話してしまったのでH姉は理解できなかったかもしれない・・・
わたし「But I am sorry I didn't knock the door.. I am really...」
(でもごめん、呼ばなくて、、ほんと、)
H姉「OK・・・」
わたし「・・・」
気まづくなってしまった・・・。
やってしまった・・・。
いつもなら一緒にキッチンで朝ごはんを食べるのに、その日彼女は自分の部屋に閉じこもって朝ごはんを食べたようだ。
その日1日、H姉のはじける笑顔を見ることができず、辛かった。
いつもはPちゃんとH姉妹と一緒に夕食を食べていたけど、その日は気まづくて
一人隠れてご飯を食べた。(根暗w)
昨日はあんなに楽しかったのに・・・。
でも、H姉はわたしと一緒で人見知りの女の子。
ノックして呼んであげないと行きにくかったんだ・・・
きっとノックしてもらえるのを待ってたんだ。。
自分に置き換えて考えると、本当に辛くなった。
ごめんね、H姉・・・。
その夜、Pちゃんにその話をした。
ポーランド人に人間関係相談
Pちゃん「まぢで?それねこん(←わたしの名前)悪くなくない?」
わたし「うーん、でもH姉たちって社交的じゃないじゃん?だから一回出てくるタイミング逃しちゃったら後に引けなくなったのかなあと」
Pちゃん「うーん、わからんな〜」
わたし「一応謝ったんだけどさ・・・もう謝らなくていいよね?今週金曜にハンガリー姉妹帰っちゃうじゃん。もう一緒にいれる時間少ないから仲直りしときたいんだよね。」
Pちゃん「謝らなくていいでしょ。大丈夫!気にしすぎ!日本人(笑)」
実は、この週がハンガリー姉妹&Pちゃんの最後の週だった。
わたしは2週間で、仲良くなったルームメイト&フラットメイトとバイバイしないと
いけなかったのである。
2週間たっても全然友達ができなかったわたし、この人たちがいなくなった後大丈夫なのか?笑
結果として次の日の朝、H姉の笑顔は戻っていた。
このことを通して自分は、パーティで新しい人に会うことばかり気にかけて近くにいる人の存在を忘れてしまっていたことに気づいた。
そして、外国人でもみんながオープンでガンガンくる人ばかりではなく人見知りの人だっているし、奥ゆかしい人もいるんだってことが分かった。
色々なことを経験できたパーティであった。