1年ぶりのTOEIC
コロナやらなんやらで2019年11月からTOEICを受けていませんでした。
1年前の結果↓
リスニングは満点を取れるようになってきたんだけど、リーディングは受けた後に「あれ自信なかったなぁ」とか、後で辞書で調べて「はい間違えたーーー」みたいな感じでした。
ちなみに初めてTOEIC受けてからの軌跡はこちら
TOEIC985点&英検一級を取るまで10年間超の受験結果まとめ
今回の結果↓
今回は受験後に「あ、満点かも」と思いました。まず、リーディングの長文で飛ばした問題が1個もなくて(普段、時間かかりそうなのは一旦飛ばして最後に戻る)全部素直な問題に見えたし、幸運なことに時間が20分くらい余ったのでPart5で迷ったものをかなりじっくり検証できたんですよね。
リスニングも、実は今までは「あーあ、10問くらい意味わからないのあったなぁ、モニョモニョ言ってて全然聞き取れなかったなぁ」⇨なぜか満点 って感じだったのが今回は試験後に「リスニングは多分おk」と思えたので、感触が全然違いました。
1年前のリスニングの感想↓
リーディングは自信があったから分かるんだけど、リスニングが満点だったことはびっくり。10問くらい本当に自信がなかったので、なんで満点なの?ともはや謎です(困惑)。不安な問題があってもその都度切り替えて解き続けたのがよかったのかなぁ。
第245回 TOEIC 結果 2019年12月に投稿
うるせーなにやったかはよ教えろって思いますよね?!笑
はいすみません下記をご覧ください!
リスニング対策
※注意 かなり負荷は高いので、900点以上くらいの人じゃないと気狂うかもしれません
今年の夏に遡ります。夏休みの課題として(Twitter上でバーチャル夏休みとして自分で設定した宿題を進めていく活動が展開されているよ! #vana12 というタグを検索してみよう!)公式問題集6のリスニングのディクテーション&シャドーイングのトレーニングを実施しました。
やり方(自己流)
1. 聞いたものを全て書き取る(10〜30回くらい聞く)。もう無理!!!ってとこまで
2. スクリプト見て「あ〜〜〜こう言ってたのねへえええええええ」てなる
3. シャドーイングする⇨音読する⇨録音 間違えてる発音とか全部調べて書き出す シャドーイング含めた音読は最低10回
4. 最終的にだいたい暗唱できるようになってる
これをやることで、「モニャモニャ聞こえてるやつが一体なんだったのか」の検証ができました。人呼んで「モニャ殺し」ですね。モニャモニャを一つ一つ撃退していきます。あと間違えて発音覚えてるものの洗い出しですね。終わった後のテキストはこんな感じ↓
かなり負荷が高いトレーニングなので1日1〜2題が限界でした。これを7/20〜8/31頃まで実施しました。夏休みは子供がいて学習できる時間も限られてたので長いことかかりました💦
あと最近の公式問題集にはリーディングの音声もあることに気づき、リーディングはディクテーションすると死ぬので(笑)、シャドーイングだけやりました。こんな感じ
これを模試1回分やったら、まず海外ドラマがクリアに聞こえる部分が増えて「おお」となりました。そして、本番でもモニャモニャが少なくて、大半がクリアに聞こえるようになったので前よりも楽に解くことができました。同じ満点なんだけど自分の「これはキタ」みたいな感覚が全然違ったと思います。
やみくもに色々解くのではなく、公式問題集の模試1回分を完璧に再生できるまでシャドーイングをやり込むことでこんなにも結果に現れるとは驚きです。
リーディング
実はリーディングはTOEICの学習はほとんどしていません。唯一したことTOEIC用の学習は前述したように公式問題集6の復習でシャドーイング, 音読10回→読めなかった文をAnkiに登録→瞬間英作文だけです。950点以上だとほとんどの文は読めるので、読めなかった文は苦手を通り越して自分でその文を何もないところから再生できるレベルに理解を落とし込みたいと感じていたのでこれ↑を実施しました。実際に登録した文は両手で数えられるくらいなので、この学習が得点UPに大幅に寄与しているとは言い難いかな。
公式問題集6↑また、単語学習はAnkiを通して毎日していました。TOEICとかぶるのはパス単英検準一級、一級かな?今はそれら含めた5つの単語帳を回しています。イディオムとか結構増えたと思います。これがTOEICに効いたかはよくわかりません(笑)
反対にこれは効いた!と思うのは英検二級の勉強です。「はれ?なぜ二級?」と思いますでしょ(笑)実は秋頃から、近所の英語塾の先生に二級の講座を分けてもらって、完全オリジナルで二級の講座をすることになりましたのん(現在継続中)。それを開講するにあたって、英検二級の問題を腰を据えて解いているんですよね(現在継続中)。
みんな英検二級にどんなイメージ持ってます?簡単?中学生でも取れる?確かに5歳の子が二級を取得したのがニュースになったりもしてますよね。
でも二級の問題ってめっちゃ難しいで!!!!!!!!
二級は6割で受かるんだけど、二級の問題を全て理解して全訳しようと思ったらTOEIC900点は余裕で取れるんじゃないか?と思います。高校卒業程度だからね。
実は過去を遡ると私が初めてTOEICで900を超えたのは英検二級のカテキョしてたときだったんですよね(ちなみに妊娠後期)。このときは800点後半からなかなかブレイクスルーできなくて悶々としてた時期に二級のカテキョかはじまり二級の問題を解きはじめて、お腹もおっきくなって眠たいしTOEICの勉強なんて全然できなくてみたいなときだったのでいきなり900点超えてびっくりしたんです。
その時のブログ引用↓
リーディングの対策も実は特にしていなかったのですが 現在中学生に英検二級を教えているので 毎週、英検二級の問題を解いていて、それは良かった気がします。 英検二級といえども意外と知らない単語とか、イディオムが とってもたくさん出てくるんです! 長文も結構難しくて、あれを精読するのは結構力がつきます。笑
TOEIC公開テスト212回結果【速報】2016年8月に投稿
このことから考えられるのは、高校卒業程度の文法を「人に説明できるレベルの理解に落とし込む」というのがTOEICのリーディング向上に一役買ったということです。英文法は「問題が解ける」だけではまだ知識として定着したとはいえなくて「人に説明できる」レベルに達して初めて自分のものになったと言えると思うんです。
今回の講座はカテキョとは違ってたくさんの人数の前で話さなければいけません。毎回手作りのレジュメも渡すし、となると自分がその文法をきちんと理解しなければいけません(変なもん渡せないからね)。二級の長文で一つでも解明できないものがあれば(例えばなんでこんなとこにitがあるの??ん???みたいな)、それが分からなくたって問題自体は解を導けるものであっても、そのitを10代の子でもわかる言葉で説明しなければいけません。
しかも今回講座を受けている子は、テクニックで準二級までは取ってきたけど文法は「ハテ?」という子ばかり、完了形を知らない状態で過去完了の問題を解かせるような事態なので、かなり前の方まで戻って順を追って説明する必要がありました。
そうすると自分でも「分詞構文の時制のずれが微妙なやつはどう考えればいいか」とか「そもそも分詞とはなんなのか」を考えたり「完了形はどのように説明されてるか」を数種類の文法書やインターネットなどで確認する必要が出てきて、かなりの量の文献を読む中で文法が整理されてきました。あと例文も、パクりじゃなくてオリジナルで色々作るうちに「これってありなのなしなの?!」みたいなが出てきて調べる→整理させる、の繰り返しで知識が増えていきました。
私も元々は文法気にしないで語彙だけ覚えてなんとなく読み進めるパワー系だったので、知識が欠けている部分がたくさんありました。なんとなく暗記してるから問題は解けるんだけどそれがそうなる理由は知らん、みたいな。
これを学習と呼べるのかは分かりませんが、とにかく「英検二級の語彙パートや長文を人にドヤ顔で説明できるレベル」に近づけていく途中でTOEICを受けることになりました。
するとどうでしょう、長文で止まることがなくなりました。そうなのね、ふーん、ほー、と進んでいって気がついたら200問目だった感じです。975点のときと全然感覚が違ったのでびっくりしました。前よりもずっと文章に入り込むことができて、TOEICの世界に履いたような気持ちで「えー次はどうなるの?!」って感じで読み進めたなーという感じです。
私がやったことで効果があったなーと思うのはこれだけです。英検二級です(笑)また、これをきっかけに高校時代に読んでいたForestを開くことになるのですが、Forestを読み進めるとまだまだ知らない文法がかなりたくさんあることに驚きました(これから学習する予定笑)。まだ自分は高校卒業程度の文法とやらが全然身についていないんだなぁ、まだまだやることいっぱいあるじゃん、と改めて感じたのであります。
その他
もう1つこの1年で変わったことといえばTwitterでKさん主催の英文解釈の勉強会に参加したことです。「えっ、長文読解?!苦手だから参加したい!」と軽い気持ちで参加したら、レベルが死ぬほど高くて毎回公開処刑状態でした(笑)。まず、「えええ!?!?何その専門用語?!初めて知った・・みんなついてこれてるの?!ひえええ(滝汗)」という感じで。これで、自分の読解の弱さを改めて感じたのも大きかったかもしれません。そのときに参加者のすごい人たちに触発されて「英文解釈教室」と言う書籍を購入したのですが、難しすぎて全然進んでいません、、多分Forestを先に仕上げた方が良さそうです(笑)
一応貼っておきます。難しすぎてやばいですよ、初めて聞くような専門用語もすごい出てきます(笑)。高尾山しか登ったことない人がいきなりエベレスト登った気分(エベレスト登ったことないけど⛰)気分になれる至極の一冊📗
Forestはこれ
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なんか名前変わったみたいですね。私の高校時代は文法書といえばForest、Forestと言えば神、というイメージでした。
あとこれも使ってます
説明が分かりやすいですね、ちょっと他の文法書と切り口違ったりするかも。これは英語話者の感覚で英語を説明してるので外国人の頭を覗いているようで良いですね。て感じです。参考になれば幸いです🌟(なるのかな・・・)